2014年08月21日11:52つらく苦しいときこそ、読むべき本❤
ハピネスキャスター(幸福後衛魔導士)の瑞姫です☆

八方塞がりになったようで、
ただジッとしているしかできることが無い…


そんな苦境、逆境真っただ中に読む、オススメの中国古典が一冊あります。

呻吟語です。

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呻吟は、病気に苦しむ声である。
呻吟語は、病気に苦しみながら発する沈痛なうめき声である」
(訳:守屋洋)

写真は、1987年から日本で出版されている本です。
執筆されたのは、中国のの時代です。
この本を読むと、物事への見方や対応人の見抜き方が、分かるようになります☆

昔、私がどうしようもなく辛かったときに読みました。

友達にも、プレゼントしました。
会社でお局さまや重役にいじめられて、とても辛そうで、見ていられなかったんです…。
すると。
それまで毎日3~6時間たっぷりと愚痴を聞いていたのが、
本を渡した翌日からピタッと止まって、
友達の状況もどんどん良くなっていきました。

(友達がこの本を読んで考えて人を見る力や物事への対応力を身につけたから、すぐに良い効果が現れたんです♪)

著者の呂 新吾は、中国のの時代の政治家です。

あまり賢くない子供時代、本を読むことさえできなかったのですが、
心で読む
ということを意識してから、するすると勉強ができるようになったそうです。
役人になると、悪い豪族を抑えて、厳しい政治をするなど、治安の難しい地方をうまく治めました。
当時、明という国は、映画「ラストエンペラー」(愛新覚羅溥儀)で有名な、王朝をつくる愛新覚羅一族が国境で盛んに活動中で、政治が乱れていました。
みんな、不安と混乱の中にいたんですね。
呂 新吾は、この状況をなんとかしたいと思って、自分の意見をまとめて提出したのですが、人から中傷されるだけで、何の効果もありませんでした。
これをきっかけに隠居したそうです。

さて、「呻吟語」は、その隠居中に完成したものです。

社会は混乱していて、
周りの人々は不安でいっぱい、
意見を述べても誰も聞いてくれない、聞く余裕もない…。


そんなときだからこそ、
できること、やるべきことがある――と、導いてくれます。

雌伏、なんて言葉もありますね。
近い未来、大きく羽ばたき、大活躍するために、必要な期間…。
試練、という方もいます。

そのつらいときに読んでいると、
人としての洞察が深くなり、
その後の活躍が素晴らしいものになる、という効果のある本です。

守屋洋さんが翻訳されているものが、読みやすいと思います。
中でも、徳間書店から出版されている箱入りの呻吟語は、シンプルにまとまっているので、超オススメです☆
大きい書店の中国古典中国哲学(東洋哲学)コーナーに置いてあって、売れてもすぐに補充されます。

この翻訳を参考に、自分でも訳に挑戦された方がいて、
「呻吟語」の内容や雰囲気は、《このサイト》で何となくつかめます。
本にすると、1ページにひとつ分、ですね。

知っている人が少ないし、
知っていても、なかなか人に勧める機会のない

隠れた名著です。

いじめにあっている生徒から、苦境に立たされている経営者まで
本当に役に立つと思います。
つらいときこそ、ぜひ手に取ってみてください☆ミ


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この記事へのコメント

1. Posted by rie   2014年09月06日 22:07
お邪魔します☆ブログ楽しく拝見させて頂きました~(^_-)-☆他人のブログ記事を読むことはとっても面白いです(^^)v是非、私のブログにも遊びに来てくださいね(≧∇≦)では~♪

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